横紋筋肉腫とは?

筋肉のもとになる筋芽細胞ががん化した腫瘍のことで、頭頚部、四肢、泌尿生殖器などからだ中どこからでも発生します。病理組織学的に細かく分類すると、年少児に多い「胎児型」と思春期以降に多い「胞巣型」に二分され、後者がより進行が早く、再発率も高く、予後も不良となっています。

横紋筋肉腫の症状
筋肉の深部に発生することが多く、急速に大きくなります。通常、痛みやしびれ、麻痺はありませんが、巨大化して神経を圧迫すれば痛みが現れます。頭頸部や四肢に急速に大きくなる深部の腫瘍が認められた場合、まず横紋筋肉腫を疑う必要があります。

横紋筋肉腫の治療
早期の手術が大切ですが、部位によっては手術不能のため、化学療法を先行させます。
血液やリンパの豊富な組織に発生するため、限局性の腫瘍の一部を除いて、必ず放射線治療を思考して局所制御する必要があります。手術後も化学療法を行い、約1年間治療を継続します。

予後は、腫瘍の発生部位、進行度(ステージ)、年齢、手術による摘出度合いなどによって変わりますが、限局性腫瘍の5年間の進行しない生存率は約70%、転移のある腫瘍は治療が困難で、生存率は約20%にとどまります。

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