外陰がんとは?

外陰がんとは、大陰唇、小陰唇、会陰、陰核などの外陰部に発生するがんです。
リンパ節に転移しやすく、女性性器のがんの中では子宮がん卵巣がんに次いで多く、60〜70歳代の人によく発生します。

外陰がんについて

高齢者に多いので、羞恥心が先行したり、かゆみなどの症状があっても自己判断で市販の塗り薬などを使用して受診が遅れ、その結果既に進行がんになっていることも少なくありません。
自分の目で見ることができる部位にできるがんですので、異常を感じたら早めに産婦人科を受診しましょう。

外陰がんの症状
初期には症状はほとんどありませんが、腫瘍が次第に大きくなってくると、しこりや異物感を感じるようになります。外陰部のゆるみ、かゆみ、ヒリヒリ感が初期症状であることもあり、やがて表面がただれて潰瘍をつくるようになると、出血やおりものがあり、感染を起こすと膿状のおりものがみられるようになります。

外陰がんの診断
注意深い外陰部の視診が早期診断に欠かせません。外陰部は乾燥していますので、細胞診で診断するために良好な標本を得ることが難しくなっています。確定診断は拡大鏡を用いてよく観察し、疑わしい部位の生検を行います。

外陰がんの治療
治療は、癌の進行度や患者の年齢を考慮し、手術療法、放射線療法、抗がん剤による化学療法を、単独あるいは併用して行ないます。
手術方法は病巣の広がりによって、腫瘍を含むが医院を切除する方法や、広く周囲の皮膚を切除して鼠径部や骨盤内のリンパ節も郭清する方法、膀胱や直腸もともに摘出して人工肛門や尿路の変更を行なう方法などがあります。

放射線療法は、外から放射線を照射する方法(外照射)が主に行われますが、がん病巣の中にラジウム針などを埋め込む方法(組織内照射)が行なわれることもあります。

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