腹腔鏡検査とは?

腹腔鏡(ふくくうきょう)検査とは、腹部に小さな切開をおこない、そこから細い筒状の内視鏡を挿入して、腹部の臓器を直接観察したり、組織を採取して組織細胞診(生検)をおこないます。

腹腔鏡を挿入します

腹腔鏡検査で何がわかるのか?
肝臓、胆嚢、胆管、腹膜、卵巣、卵管などの臓器を直接観察して、確定診断の材料とします。また、疑わしい部分の組織を採取して、組織細胞診をおこない、がんなどの確定診断を下します。胆嚢や卵巣嚢腫などの摘出手術も行なわれます。

腹腔鏡検査はどのような検査か?
局所麻酔をして、腹部の毛をそり、消毒をし、針を刺して腹腔に空気を入れて膨らませた後、小さな切開を加えて、そこから腹腔鏡を挿入して、中を観察します。組織をとるときには、採取する装置を腹腔鏡を通じて挿入し、採取します。
検査は一時間程度ですが、一晩の入院が必要です。

検査を受けるときの注意
前日の夕食を食べた後は絶食します。当日は点滴と浣腸を行います。局所麻酔をしますが多少の痛みはあります。
検査後は翌日まで安静を守り、排尿はベッドで行います。

検査結果の判定
観察だけならその場で分かりますが、組織細胞診は結果が出るまでには約1週間かかります。

異常な場合に疑われる病気
慢性肝炎、肝硬変、肝臓がん、胆嚢炎、胆嚢がん、脂肪肝、腹膜炎、卵巣嚢腫、卵巣がんなど