膀胱がんとは?

膀胱がんとは膀胱の粘膜から発生する悪性の腫瘍で、泌尿器の中では最も多いがんです。50歳以上の男性に多く、女性の3倍異常発生しています。
表在がん浸潤がんにわけられます。前者の場合は致命的にはならず、治療によって治癒しますが、再発しやすいというのも特徴です。後者の場合は、他の部位へ転移する確率が高くなります。

膀胱鏡でみる膀胱がんの様子

膀胱がんの症状と経過
膀胱がんの主な症状は血尿です。血尿の色は人によって異なり、淡いピンク色から濃いコーヒー広間でさまざまです。普段の色と明らかに違うので、誰でも気付くことができます。
しかも、血尿の出方に特徴があり、最初は1〜2回、あるいは2〜3日出たかと思うと普通の色の尿に戻り、数ヶ月から時に数年後に再び血尿が出る場合もあります。

しかし、肉眼的には普通の尿の色と同じでも、わずかに血が混じっていること(潜血尿)がしばしばあります。潜血尿が認められても、必ずしも腎臓や膀胱に病気があるとは限りませんが、再検査によって膀胱がんが発見されることもあります。

はっきりとわかるほどの大量の血尿が出た場合は、がんがかなり進行していることが多く、やはり潜血尿の段階で発見されることが望ましいです。
がんが膀胱頚部付近にできると、尿の出口を閉じてしまい、尿が出にくくなることがあります。また、尿管口近くにできると、尿管の流れを止めてしまい、腎臓に尿がたまる水腎症という病気を併発することもあります。

行なわれる検査と判定

  • CT検査
  • MRI検査
  • 下腹部超音波検査
  • 尿検査(尿蛋白、尿潜血反応、尿沈査)
  • 腫瘍マーカー
  • 尿細胞診
  • 膀胱組織検査
  • 腹部X線検査
  • 膀胱鏡検査

膀胱がんの判定のポイント
細い管を膀胱内に挿入して直接観察する膀胱鏡検査がおこなわれます。
尿道から挿入するというと、激痛を想像されるかもしれませんが、尿道口に麻酔薬を塗布しますので、痛みはありません。
また、血尿がある場合、尿中の赤血球や細胞の有無、量などを調べる尿細胞診を併せて行ない、これらの検査の結果を組み合わせて診断します。
さらに、膀胱内に突き出した病巣の一部を採取する組織検査で診断を確定させます。

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