卵巣がんとは?

卵巣がんとは卵巣に発生する悪性腫瘍のことです。卵巣がんは近年、日本でも増加傾向にあります。20年ほど前は、その発生率でアメリカの1/3でしたが、現在では2/3となりました。
幼児から老年婦人まであらゆる女性に見られますが、妊娠未経験者や生理不順の人に多いのが特徴です。

超音波検査でみる卵巣がんの様子

かなり進行するまで自覚症状が無く、早期発見の難しいがんの一つです。以前は数が少なかったのですが、検査機器の進歩で最近は多く見つかるようになりました。
近い将来、死亡数で子宮がんを逆転する可能性があると推測されています。

卵巣がんの症状と経過
卵巣は、腹膜の後ろにあるために、卵巣がんは症状が出にくく、早期の段階ではほとんど初期症状はありません。そのため「サイレントキャンサー」とも呼ばれています。
がんがある程度大きくなったり、腹水がたまると、お腹が張ったり、下腹部にしこりを感じたり、尿が近くなったりするなどの症状が出てきます。
しかし、これらの症状に気付いたときにはかなり進行しており、早期発見が難しいのは卵巣がんの怖いところです。

卵巣がんが最も転移しやすいのは、腹部の臓器を覆っている腹膜です。
腹膜への転移は、種を播くように腹腔内にがん細胞が広がっていくことから、腹膜播種と呼ばれています。
さらに進行すると、がんは胸腔内まで広がり、胸膜に転移します。すると胸水がたまって、息切れ、呼吸困難などの呼吸器症状や、食事が喉を通りにくいといった症状が出てきます。

こういった転移による症状のために、呼吸内科や消火器内科を訪れたところ、卵巣がんが発見されるケースも少なくありません。

行なわれる検査と判定

  • CT検査
  • 下腹部超音波検査
  • 血液一般検査
  • 腫瘍マーカー(CA125ほか)
  • 組織検査
  • 触診

卵巣がんの判定のポイント
腫瘍マーカーのCA125が異常値を示し、さらに腹部超音波検査やCT検査による画像診断で腫瘍を確認することによって総合的に判断しますが、最終的には、手術で摘出した腫瘍の組織検査が行なわれ、診断が確定されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。