| 再建手術(さいけんしゅじゅつ) |
| 手術後の機能の障害や形の変形を、修復する手術。 |
| 再燃(さいねん) |
| 病気の進行が止まっていた、または、軽快していたが、再び進行し始めること。 |
| 再発(さいはつ) |
| 治ったと思われていたがんが、再び出現すること。 |
| 細胞診検査(さいぼうしんけんさ) |
| 顕微鏡で病変の細胞を調べる検査。 |
| 細胞表面マーカー検査(さいぼうひょうめんまーかーけんさ) |
| 細胞の表面の抗原(細胞の起源・性格を示すいろいろな目印、蛋白質などの物質からなる)を解析する方法で、フローサイトメトリーという機器を使用します。血液、骨髄血、リンパ節からとったいずれの細胞でも検査可能です。この検査により、顕微鏡で観察しただけでは判断がつかない腫瘍細胞のタイプをその日のうちに見分けることが可能になります。また、治療後に少量のがん細胞が残っているかどうかの判断にも利用できます。 |
| CT検査(しーてぃけんさ) |
| CTとはComputed Tomographyの略で、体の周囲からX線を当てて、体の断面図を撮影する検査のこと。体を輪切りにしたような画像をコンピューターで画像を作り出しているため、病変の形や特徴を詳細に観察できます。 |
| 支持療法(しじりょうほう) |
| 病気そのものに伴う症状や治療による副作用に対して、防いだり、軽減させる治療。 |
| 実測生存率(じっそくせいぞんりつ) |
| 死因に関係なく、すべての死亡を計算に含めた生存率。がん以外の死因による死亡も含まれます。がん以外の死因で死亡する可能性に強く影響しうる要因(性、年齢など)が異なる集団で生存率を比較する場合には、がん以外の死因により死亡する確率が異なる影響を補正する必要があります。がんによる生命損失をみるために、がん以外の死因による影響を考慮して集計する方法が、補正生存率、相対生存率です。 |
| 死亡率(しぼうりつ) |
| ある集団に属する人のうち、一定期間中に死亡した人の割合。日本人全体の死亡率の場合、通常1年単位で算出され、「人口10万人のうち何人死亡したか」で表現されます。 200X年の死亡率(粗死亡率)= 200X年に死亡した日本人の数/200X年の日本人人口 × 100000 死亡率と混同されやすい用語に「致命率」があります。これは、ある病気になった人のうち、その病気が原因で死亡した人の割合です。 |
| 縦隔鏡検査(じゅうかくきょうけんさ) |
| 首のつけ根の皮膚に切り込みを入れて、縦隔鏡と呼ばれる筒状の器具を入れて、2つの肺の間(縦隔)を直接見て観察する検査。 |
| 重複がん(=多重がん)(じゅうふくがん) |
| 同じ人に発生する異なるがんのこと。別の部位に別のがんが発生したとみなされるのでがん罹患数では別々に集計。 |
| 術後補助療法(じゅつごほじょりょうほう) |
| 再発や転移の予防を目的として、手術後に行われる化学療法や放射線療法のこと。 |
| 腫瘍(しゅよう) |
| 細胞が異常に増殖したもの。良性腫瘍と悪性腫瘍があります。 |
| 腫瘍崩壊症候群(腫瘍融解症候群)(しゅようほうかいしょうこうぐん) |
| 抗がん剤や放射線による治療によって、大量のがん細胞が短期間で壊される場合があります。その場合に、がん細胞の「死がい」(成分)により、高尿酸血症、高リン酸血症、低カルシウム血症、代謝性アシドーシス(血液が酸性になること)、高カリウム血症、腎不全、呼吸不全などのいろいろな症状を生じます。これを腫瘍崩壊症候群といいます。補液や適切な薬剤の投与で予防もしくは対処しますが、重篤な場合、血液透析などの血液浄化療法を必要とすることがあります。 |
| 腫瘍マーカー(しゅようまーかー) |
| 腫瘍が作り出す特殊な物質のうち、体液中(主として血液中)で測定できるもの。腫瘍の状態の目安として使われます。 |
| 腫瘍融解症候群(腫瘍崩壊症候群)(しゅようゆうかいしょうこうぐん) |
| 抗がん剤や放射線による治療によって、大量のがん細胞が短期間で壊される場合があります。その場合に、がん細胞の「死がい」(成分)により、高尿酸血症、高リン酸血症、低カルシウム血症、代謝性アシドーシス(血液が酸性になること)、高カリウム血症、腎不全、呼吸不全などのいろいろな症状を生じます。これを腫瘍崩壊症候群といいます。補液や適切な薬剤の投与で予防もしくは対処しますが、重篤な場合、血液透析などの血液浄化療法を必要とすることがあります。 |
| 腫瘤(しゅりゅう) |
| こぶ、固まりのこと。腫瘍性のものや炎症性のものがあります。 |
| 上皮内がん(じょうひないがん) |
| 上皮内腫瘍とも呼ばれ、以前は、上皮内癌 carcinoma in situ と呼ばれていたもの。上皮細胞と間質細胞(組織)を隔てる膜(基底膜)を破って浸潤(しんじゅん)していない腫瘍(癌)。浸潤していないので、切除すれば治ります。上皮内癌が最もよく観察されている子宮頸部では、前癌病変の異形成と上皮内癌はしばしば共存し、両者の間は必ずしも明瞭な区別がつけられないため、これらを連続した一連の病変としてとらえ、子宮頸部上皮内腫瘍(cervical intraepithelial neoplasia, CIN)と呼んでいます。 |
| 浸潤(しんじゅん) |
| がん細胞が周囲にしみ出るように拡がること。 |
| シンチグラム(しんちぐらむ) |
| 弱い放射線を出す薬を注射し、病変を調べる検査。 |
| 心電図(しんでんず) |
| 心臓の活動で起こる電気の様子をグラフの形に記録する検査。 |
| 脳脊髄液(髄液)(ずいえき) |
| 脳と脊髄(背骨の中にある太い神経の束)、そしてこれらを包んでいる膜(硬膜)の間を流れる無色透明な液体です。脳室(脳のなかの空洞)でつくられ、循環し、脳の表面にあるクモ膜顆粒で吸収されて静脈に戻ります。役割は明らかではありませんが、主に脳の水分含有量を調節し、形を保つ役割をしていると考えられています。 |
| 髄液検査(腰椎穿刺)(ずいえきけんさ) |
| 脳脊髄液を採取する検査。通常、体を海老のように丸めて横向きになり、背骨の間に針を刺し、脊髄腔(骨髄と硬膜の間の空間)に針を進めて5〜10ccの脳脊髄液を採取します。採取した脳脊髄液を用いて、その中に含まれる蛋白質や糖の量、細胞の数や形態を検査します。 |
| ステージ(=病期) |
| 病期分類ともいい、癌の大きさや他の臓器への広がり方で癌を分類し、がんの進行の程度を判定するための基準。がんの治療法を選ぶために判定したり、5年生存率を出すときの区分として用いたりします。 |
| ストーマ(すとーま) |
| 自然の排泄経路以外に設けた排泄口のこと。人工肛門や人工尿路などがあります。 |
| 生検(せいけん) |
| 病変の一部(組織)を切り取り、顕微鏡で調べる検査。 |
| 生存率(せいぞんりつ) |
| 診断から一定期間後に生存している確率。通常は、百分比(%)で示されます。がん患者さんの生存率は、がん患者さんの治療効果を判定する最も重要かつ客観的な指標です。 診断からの期間によって、生存率は異なってきます。部位別生存率を比較する場合やがんの治療成績を表す指標として、5年生存率がよく用いられています。また、がんは、治療などで一時的に消失して治ったように見えても再発してくる場合がありますが、治療後5年間に再発がなければその後の再発はまれであるため、便宜上5年生存率を治癒率の目安としています。目的に応じて、1年、2年、3年、5年、10年生存率が用いられます。生存率は、計算する対象の特性(性別や年齢)、進行度(早期のがんか進行したがんか)や、計算する対象の選び方(外来患者さんを含めるか、入院患者さんだけか、来院した患者さんをすべて含んでいるかなど)に大きく影響を受けます。そのため、複数の施設(病院)を比較したり、いくつかの部位を比較する場合は、どのような対象について生存率を計算しているか注意する必要があります。 |
| セカンドオピニオン(せかんどおぴにおん) |
| 診断や治療方法について、主治医以外の医師の意見を聞くこと |
| 脊髄(せきずい) |
| 背骨の中にある太い神経の束のことであり、脳と体を結んでいます。 |
| 赤血球(せっけっきゅう) |
| 血液中の血液細胞の1種であり、主な役割は、酸素を全身に運ぶことです。赤血球中にはヘモグロビン(血色素)と呼ばれる蛋白質があり、ここに酸素を結合させて運んでいます。赤血球は骨髄で作られ、血管のなかで約120日間働いた後、肝臓や脾臓で壊されます。 |
| 全国臓器別がん登録(ぜんこくぞうきべつがんとうろく) |
| 大学と主要な医療施設が参加し、学会・研究会が中心となって、臓器別に全国規模で実施されているがん登録のこと。がんの臨床病理学的特徴と進行度の正確な把握に基づく適切な治療指針の確立、進行度分類のあり方などを検討することを目的としています。 |
| 染色体(せんしょくたい) |
| 染色体は、遺伝情報を担う物質で細胞のなかにあります。ヒトは、男女共通の常染色体44本(22対:1番から22番と番号が付いています)と、男女の性を決定する性染色体2本(XXまたはXY)合わせて46本の染色体をもっています。46,XXは女性で、46,XYは男性です。 |
| 染色体検査(せんしょくたいけんさ) |
| 染色体の数と形態(構造)異常の検索をする検査。採取した細胞を分裂させ、そこで出てくる染色体を固定して検査をします。しかし、個々の染色体を同定するには、染色体を適切に染色(分染)して得られるバンドのパターンを比較すること(G分染法)が必要です。最近ではすべての染色体を色分けしていて、正確に検査ができる「SKY法」も開発されています。 |
| 全身療法(ぜんしんりょうほう) |
| 病変(がん)の部分のみではなく、全身に対する治療。薬物療法などです。 |
| 造血幹細胞(ぞうけつかんさいぼう) |
| 骨の中の骨髄にある血液の源となる細胞。この細胞はあらゆる血液細胞のもとになるのと同時に、この細胞自身も自分のコピーを造ることができます。 |
| 相対生存率(そうたいせいぞんりつ) |
| 生存率を計算する対象者と同じ特性(性、年齢、暦年、地域など)を持つ一般集団の期待生存確率より算出した期待生存率で実測生存率を割ることによって、その影響を補正する方法。対象者と同じ特性を持つ一般の集団(一般の日本国民)の期待生存率は、国立がんセンターが計算して公表しているコホート生存率表を利用して求めます。相対生存率は、対象疾患(例えば胃がんや肺がんなど)以外による死亡を補正する方法として広く用いられています。この方法は、死因について正確な情報がない場合にも、用いることができます。 |
| 組織診検査(そしきしんけんさ) |
| 顕微鏡で病変の一部(組織)を調べる検査。 |
| 粗死亡率(そしぼうりつ) |
| 一定期間の死亡数を単純にその期間の人口で割った死亡率で、年齢調整をしていない死亡率という意味で「粗」という語が付いています。日本人全体の死亡率の場合、通常1年単位で算出され、「人口10万人のうち何人死亡したか」で表現されます。年齢構成の異なる集団間で比較する場合や同一集団の年次推移を見る場合には、年齢構成の影響を除去した死亡率(年齢調整死亡率など)が用いられます。 |
| 粗罹患率(そりかんりつ) |
| 一定期間の罹患数(ある病気と新たに診断された数)を単純にその期間の人口で割った罹患率で、年齢調整をしていない罹患率という意味で「粗」という語が付いています。日本人全体の罹患率の場合、通常1年単位で算出され、「人口10万人のうち何例罹患したか」で表現されます。年齢構成の異なる集団間で比較する場合や同一集団の年次推移を見る場合には、年齢構成の影響を除去した罹患率(年齢調整罹患率など)が用いられます。 |
