がん関連用語集 や行

薬剤耐性(やくざいたいせい)
薬が効きにくい状態になること。

UICC(国際対がん連合)
1933年に結成された民間組織で、がん克服のために国際的に連帯し運動。がん研究や対がん事業の振興、がん知識の普及、フェローシップの運営、国際的統計の作成、世界共通のがん診断法や分類法の設定など、さまざまな活動を展開。UICCのがん分類は国際的標準として利用されています。近年では、活動の中心に対がん事業を置き、学会等を通じて人々に働きかけています。

UICC TNM分類
がんの進行度を判定する基準として国際的に活用されている国際対がん連合(UICC)採用のがんの分類方法。28の部位ごとに各種の検査結果から原発がんの大きさ、広がり、深さをT、原発がんの所属リンパ節転移の状況をN、他の臓器への遠隔転移状況をMとして、区分し、それらを総合して病期(ステージ)を判定しています。

有病者数(患者数)(ゆうびょうしゃすう(かんじゃすう))
ある一時点での特定の疾患(がん全体や、胃がん・肺がんなどの特定のがん、循環器疾患など)の全患者数のこと。例えば、「2005年1月時点の日本のがんの有病者数」=「2005年1月での日本全国の全てのがん患者さんの数」のこと。

有病率(ゆうびょうりつ)
ある一時点で、特定の疾患(がん全体や、胃がん・肺がんなどの特定のがん、循環器疾患など)の全患者さんの数を、その時点でその疾患を患う可能性のある人口で割ったもの。例えば、「2005年1月時点の日本のがんの有病者率」=「2005年1月での日本全国のすべてのがん患者数(有病者数)」/「2005年1月の日本の総人口」のことです。

腰椎穿刺(髄液検査)(ようついせんし(ずいえきけんさ))
脳脊髄液を採取する検査。通常、体を海老のように丸めて横向きになり、背骨の間に針を刺し、脊髄腔(骨髄と硬膜の間の空間)に針を進めて5〜10ccの脳脊髄液を採取します。採取した脳脊髄液を用いて、その中に含まれる蛋白質や糖の量、細胞の数や形態を検査します。

予後(よご)
病気の経過についての見通し

予後調査(追跡調査)(よごちょうさ(ついせきちょうさ))
院内がん登録や地域がん登録にすでに登録されている患者さんの生存率計算のために確認するべき登録患者さんの生死状況の調査。生存確認調査、追跡調査ともいいます。 院内がん登録に登録された患者さんの生死状況の一部は、その施設を最後に受診した日やその施設で亡くなった日からある程度把握できますが、それで全員の状況が確認できるわけではなく、地域がん登録への問い合わせや、役場照会(住民票照会)によって網羅できます。 地域がん登録に登録された患者さんの生死状況の確認のための予後調査(生存確認調査、追跡調査)も、同じく役場照会(住民票照会)によって得られます。また、地域がん登録では、人口動態死亡情報を利用して予後調査(生存確認調査、追跡調査)を行っているところもあります。 しかし、現在、すべての施設(病院)や地域がん登録で予後調査(生存確認調査、追跡調査)を行っているわけではありません。